1. 基礎研究

  • 新たな治療の選択肢となる可能性のある新化合物や新薬候補物質を発見するための研究を行う。多くは、2年から3年を要する。また、まだ解明されていない病気のメカニズムを研究するといった、必ずしもすぐに候補物質の同定に直結しない基礎研究が行われることもある。このような研究は、たとえると、1つの薬の種を探し出すには、大海原からたった1つの石を見つけ出すようなものである。広範な基礎研究、創薬研究が元となり、数万種類の候補物が特定される。その後、候補物質を絞るためのスクリーニング方法なども新たに開発され、絞りこみが行われ、いくつかの候補物質が次の段階に進むといったプロセスを経て、新薬が誕生する。
  • 研究には、製薬企業などが費用を支援する共同研究や委託研究と呼ばれる研究がある。 大学等と正式に契約を締結した上で研究を遂行する。
    共同研究
    :大学などの研究機関と製薬企業などの研究者が共同して研究を行う。
    委託研究
    :製薬企業などの委託者が大学などの研究機関に委託して研究を行い、委託者に成果を報告する。