皆様が疑問に思うこと

1. EFPIA Japan会員企業全社が透明性ガイドラインに従って開示するのですか。
EFPIA Japanは製薬企業の団体として日本製薬工業協会の透明性ガイドラインを支持します。医療機関等との連携における透明性は、ガバナンス上の透明度を高め、利益相反(COI)に関する誤解や問題を取り除くために重要と考えております。製薬協・透明性ガイドラインは、患者様や一般国民の皆様の医療と福祉に携わるライフサイエンス産業が透明性を確保するために大変重要であり、EFPIA Japan会員各社は、ガイドライン及び方針を尊重し、各社の判断に基づきガイドライン及び方針に従うことが必要であると考えます。
2. なぜ製薬企業と医療機関等との関係における透明性が重要なのでしょうか。
製薬企業と医療機関・医療関係者との連携における透明性の確保は、製薬産業が患者さんの治療や健康維持に役立つ医療の発展に寄与するうえで欠かすことができない重要なことがらです。製薬産業は高い倫理観が求められる反面、医薬品開発というのは長期間に及ぶ、多岐にわたる関係者や専門家との共同プロセスであり、また多大な投資が必要です。こうしたプロセスは製薬産業や医療関係者の間だけでなく、一般国民からも誤解を受ける可能性があります。透明性を高めることは誠実性という観点からも重要であり、製薬企業と医療機関・医療関係者との連携における本質のより明確にするうえで有用だと考えております。
3. なぜ開示することが重要なのでしょうか。
患者さんや一般国民の皆さまは、病気の治療やQoLの向上に関する開発などのプロセスについて、製薬企業がオープンであってほしいと期待されていると思います。EFPIA Japanは製薬産業に携わる関係者がそうした期待に応えるための努力をしていくべきであると考えています。医療機関・医療関係者との連携が重要視され、これまで以上に患者さんに利益のある医療発展に寄与していくために、世界的にも透明性を確保することの重要性が認識されています。
4. なぜ製薬企業からの寄付が必要なのでしょうか。奨学寄附金とは何でしょうか。また、一般寄付金との違いは何でしょうか。
ひとつの製品には約10年~15年の歳月と数十億円から数百億円の費用が必要です。こうした投資規模の大きさを考えますと、医療関係者が医療発展に寄与する研究を行うためには、製薬企業の資金援助は大変重要であると考えます。
詳しくはこちらをご覧ください。
5. 学会への寄付はなぜ必要なのでしょうか。
医薬品の開発や有効性の研究には綿密なプロセスが求められています。時間、人材、資金など様々な投資が必要です。製薬会社の多くは利益の一部を医療の発展に寄与することを目的とする学会支援として寄付しております。
また、学会は製薬企業からの資金援助を医学生涯教育の強化をするために活用しています。医療関係者には医薬品の新しい所見、トレンド、開発などに関する継続した情報提供と教育が求められています。
6. 医薬品の開発はどのように複雑なのでしょうか。プロセスにはなぜ多額の投資が必要なのでしょうか。
医薬品の開発は膨大な時間を要する候補物質の絞り込みという基礎研究から始まります。その後は非臨床試験、主に3つのステップで進む臨床試験と続き、この過程では3年~10年という長い年月、多岐にわたる専門家の研究と開発費用が含まれています。
EFPIA Japanは、製薬企業が資金の一部を援助した学術研究により医療の発展が実現していることを誇りに思います。
詳しくはこちらをご一読ください。
7. なぜ製薬企業は講演会や説明会を行うのでしょうか。
医師及び医療関係者は講演会や説明会を通じて安全性と適正使用に関する最新の情報を入手しています。こうした情報は患者さんの治療に役立っています。医薬品研究は常に進展しており、新製品の上市以降も定期的な説明会を行う必要があります。