会長挨拶
欧州製薬団体連合会(EFPIA Japan)
会長挨拶
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欧州製薬団体連合会
(EFPIA Japan)
会長
John Paul Pullicino
日本は現在、重要な転換点にあります。世界でも有数の超高齢社会として、多様化・高度化する医療ニーズに直面するとともに、医薬品の安定供給や安全保障、そして公衆衛生上の課題への対応力にも力を注ぐ必要性を抱えています。こうした環境において、持続可能で強靭な医療システムを構築しながら、革新的な医療へのアクセスを確保していくことが、これまで以上に重要となっています。
EFPIA Japanは、革新的な医薬品およびワクチンの早期導入を通じて、日本の患者さんの健康とクオリティ・オブ・ライフの向上に貢献することを使命としています。とりわけ今、私たちは、患者さんが「必要な治療に適切なタイミングでアクセスできること」、そして「その結果としてアウトカムが着実に向上すること」を最も重要な目標として捉えています。
その実現のためには、産業界のみならず、政府をはじめとする多様なステークホルダーとの建設的な対話を通じて課題を共有し、実効性のある解決策を共に創り上げていくことが不可欠です。EFPIA Japanは、この官民対話の推進にこれまで以上に取り組んでまいります。
このたび会長の任を拝するにあたり、私はこの変化の時代において、イノベーションへのアクセスと患者さんのアウトカム向上を社会全体で実現していくため、ステークホルダーの皆さまと真摯に向き合いながら、責任ある対話と協働の推進に全力で取り組んでまいります。
2002年の設立以来、EFPIA Japanは、日本で事業展開する欧州の研究開発型製薬企業を代表し、その知見と経験を基に、医療政策に関する提言と対話を重ねてきました。イノベーションの価値を社会に届け、患者さんにとってより良い医療を実現することが私たちの役割です。
現在、EFPIA Japanは、特に以下の課題の解決に向けた政策協議に注力しています。
- 革新的治療薬やワクチンに対する適切なインセンティブを確保し、日本の医療の質の向上と患者アクセスの両立を実現すること
- 薬価制度の予見性および安定性を維持し、持続的な医薬品開発と迅速な導入を可能にすること
- 法務・倫理・コンプライアンスを遵守した責任ある事業活動を徹底すること
これらの取り組みを通じて、医薬品・ワクチンの安定的な提供体制を強化するとともに、日本における医療イノベーションの基盤をより強固なものとしていきます。 EFPIA Japanは今後も、患者さんに信頼されるパートナーとして、官民の連携を通じた課題解決を推進し、日本の医療の持続性と国際競争力の向上、そして何より患者さんのアウトカムの向上に貢献してまいります。